みんなが知らない!通信型ドライブレコーダーが売れているワケ
今回は通信型ドライブレコーダー(以下、ドラレコ)の記事です。
東名高速での煽り運転などもあり、世間に幅広く認知されるようになったドラレコ。なぜ通信する必要があるのか、通信していると何がいいのか。
この記事を読んだらきっと通信型のドラレコ、欲しくなると思います。(その際は弊社製品をぜひ)
通信型のドラレコとは何か?
ドラレコというとどういうものなのか、この記事をご覧になる皆様はご存知だと思うので特別説明はしません。通信型と言うからにはどこかと通信をするんだろうなというのは想像つくと思うのですが、次の疑問が生まれてきます。
- どうやって通信するのか
- どこと通信をするのか
- 何を通信するのか
ここら辺が次のステップの疑問点です。
まず、どうやって通信しているかというと、本体の中にSIMカードが入ってます。我々が使っているスマートフォンに刺さっているアレです。SIMによる通信先は、通信型ドラレコを販売しているメーカーが用意しているサーバーに接続されます。
ここで一つ疑問点が生まれます。
自分がいつどこにいるか、色んな人に見られているのか?
という所は気になりますよね。
そこはご安心ください。一般的には通信型ドラレコメーカーは接続先のサーバーは用意するものの、その中身までは閲覧しない契約になっています。車両が通信している情報を閲覧するのはあくまで、通信型ドラレコの契約者(利用者)側になります。つまり通信先は、通信型のドラレコメーカーの(が用意した)サーバー、という訳です。
例えば、会社の車に通信型のドラレコがついているとしましょう。車両の管理者がそのドラレコの情報、および映像を管理できるという仕組みになっていて、オフィスにいながらにして通信型ドラレコ搭載車がどこを走ってるか、などがわかったりします。
なので、先ほどの疑問の答えを噛み砕いて言うと社内の管理者なら見ることができるとなるわけです。この辺りは人によっては抵抗がある部分かもしれません。
最後に、何を通信しているかですね。弊社製品以外も含めた一般的な通信型ドラレコでは、主に下記の情報がやりとりされています。(一部例外があるかもしれません)
- 動態把握(車両の現在地)
- 走行軌跡(走ったルート)
- 車両動画(ドラレコの動画)
- 運行情報(どこで何時間止まっていたか、など)
なんだか四字熟語ばかりになってしまいましたが、ここに挙げたものは代表的なもので、他にも各社さんは色んな機能を持たせて発売していると思います。もちろんタイガーが販売している通信型ドライブレコーダーも、これ以外に様々な機能を装備させてます。
通信をしないドラレコではこれらの情報をSDカードに記録していますが、通信型ドラレコにおいては、これらの情報をサーバーへ送信しています。もちろん、非通信型ドラレコ同様にSDカードにも動画を記録しており、今まで通りの運用をしていただくことも可能としている機種が多いです。
通信型ドラレコの特長
ここまでで通信型ドラレコではどんなことが出来るのか、うっすらおわかりいただけたと思います。次は通信型ドラレコの特長を紹介していこうと思います。
SDカードがなくても動画が見れる
これ、些細なようで実はかなり便利なんです。想像してみてください。「あっ、ドラレコ動画みたい」と「そうだ京都へ行こう」的なノリでお告げがきたとします。
しかし、わが社の車には通信型じゃない、普通のドラレコしかついていません。そんな時に出現する強敵(起こる問題)についてみてみましょう。
■動画を見たかった車がなくSDカード回収できませんでした怪人
危険度:☆☆☆
強さ自体は大したことないのですが、タイミングが悪いと全く歯が立ちません。退治方法は車が帰ってくるのを待つのみ、です。
■SDカードリーダーの規格違いました魔人
危険度:☆
こいつは対策をしておけば、強くありません。しかし、パソコンにSDカードの差し口はあるのに、SDカードがマイクロSDだったりする時に無類の強さを発揮します。USBマルチSDカードリーダーなどを買っておくと無力化できます。
■SDカード壊れてました大魔王
危険度:☆☆☆☆☆
かなり厄介です。一般的にドラレコのSDカードは消耗品と言われており、定期的に交換しないと正しくデータが記録されていない可能性がある、と言われています。せっかくつけたドラレコなので、重要なシーンはきちんと記録しておいて欲しいですよね。
対策を打つとなると定期的にカードを交換するしかないのですが、SDカードも安くなったとは言え定期的に買うとなると痛い出費ですよね。
非通信型ドラレコユーザーの方は、これらの邪魔者に苦しめられた経験がある方も多いんではないでしょうか。通信型ドラレコの前ではこれらの邪魔者はほぼ無力です。
通信型ドラレコなら!
◆専用サイトを開いてログインしたら、すぐに動画が見れます。わざわざSDカードを取りにいかないで済むので、ドラレコ動画確認がとっても楽です。※通信型ドラレコもSDカードがささっている機種がほとんどですが、肝心のSDカードがおかしくなったら、エラーが出たり通信が止まったりするので、すぐに気づくことができます。
◆通信型ドラレコのほとんどは、車両で何かイベントが起きた時の動画を通信で飛ばすという仕組みになっているので、見たい動画を探すのがかなり楽です。
車が今どこを走っているかわかる(動態把握)
前述のとおり、通信型ドラレコはSIMカードが入っていて通信を行っています。つまり、通信している車両の位置が把握できるようになっているんですね。
- 急な依頼があって、近くの車を向かわせたい
- あと何分くらいで車両が目的地につくか確認したい
等々、車両の位置を把握することによって出来ることがグンと広がります。通信型ドラレコを適切に運用することによって、業務改善や効率化を容易に計ることが出来る優れものなのです。
通信型ドライブレコーダーまとめ
通信型ドライブレコーダーはこんなことができる!
- SDカードを抜いてこなくても動画が見れる
- 通信型ドラレコ搭載車両が今どこを走っているかわかる
- 運転日報を始めとした帳票類が楽に出せる(作れる)
今回の記事では、今話題の通信型ドライブレコーダーに迫ってみました。車両の管理が簡単になるほか、通信型ドラレコの恩恵で上記をはじめとした、様々な作業を行うことができます。これからのドラレコは通信型がスタンダードになること間違いないでしょう。
さて。タイガーの通信型ドラレコを少し紹介させていただきます。タイガーが販売している通信型ドラレコは、WEBドラサービスというブラウザ上で動くアプリケーションに接続されています。
- 1車両あたり300件のイベント動画を保存!
- 豊富な種類の帳票が出せるので、日次・月次の業務を大幅に効率化!
- ブラウザをクリックするだけで現在位置から動画まで簡単閲覧!
などの特長をはじめ、他にも挙げ始めたらキリがないくらいの機能を備えています。
<WEBドラサービス紹介ページ> <EV-WITNESS / WITNESS4-S2紹介ページ>