通信型ドライブレコーダー使いこなしていますか?

通信型ドライブレコーダー使いこなしていますか?

ドライブレコーダーと言えば、通信型が当たり前になりつつあります。 弊社も2種類の通信型ドラレコを扱っております。

今回の記事は、そんな通信型ドライブレコーダーの紹介なんですが、Googleで「通信型ドライブレコーダー」と検索して出てきたサジェストワード(検索候補)に笑ってしまったので、共有したいと思います!

ここからわかるのは、まだまだ「通信型ドラレコ=監視」というように認知がされていることの裏返しだと思います。

実は、ひとくちに通信型ドラレコといっても現在位置を知る動態管理以外にも、色々な機能があります。今回はそんな中から要望別にWEBドラサービスの機能をご紹介しております。またWEBドラサービスをお使いでない方も、いまお使いの車載器でも出来ることがあるので、ぜひご覧ください。

KYTを行うためには、ドラレコが欠かせません

今いる場所を知りたい

やはり今あの車両はどこにいるんだろう?と気になることはありますよね。動態管理は需要が高いせいか、様々なサービスがリリースされています。WEBドラサービスでも、車両の現在位置を確認することが出来ます。

さらに「今いる場所の動画が見たいから取得する」や、「〇分前にあおり運転されてたんだけど…」というような状況でも、時間を指定して手動で映像を取得することができます。(※) ※…車両後方にカメラを設置していた場合

最大4カメラ対応

WEBドラサービス専用のドライブレコーダー『Witness4-S2』では4つまでカメラを増設することが出来ます。赤外線・防水のパターンを揃えているので、室内や後方、左側の巻き込みなど、カメラの設置場所を自由にお選びいただけます。

車両の稼働率を把握したい

現在の車両の保有台数が適正であるか、検討されたことはありますか?保険や車検、メンテナンス・税金など車両1台の維持管理にもコストがかかります。余らしておくのは勿体ないですが、いざという時にないのは困る…ということでなかなか手がつけづらいポイントでもありますよね。

まずは、各車両の稼働率を算出してみるところから始めて見ましょう。以下の式で車両稼働率を求めることが出来ます。

稼働率(%)=実働時間/対象期間の総時間×100

    まずは式の中身を少しだけ解説していきます。

  • 実働時間=車両が実際に動いた時間
  • 対象期間の総時間=1か月の稼働率を出す場合は、1か月の総労働時間になります。
  • ×100=%にするため

    では、以下の条件で計算してみます。(計算しやすいようにわかりやすい数字にしてます)

  • 1日の総労働時間=10時間
  • 1か月の労働日数=20日
  • 1日の実働時間 =8時間

実働時間[8時間×20日]/対象期間の総時間[10時間×20日]×100
160/200×100=80

以上から、この車両の1か月の稼働率は80%と計算できました。

実際には毎日の労働時間や実働時間がぴったり同じ、ということはないので計算が多少複雑になるかもしれませんが、上記の稼働率の式を用いれば求めることが出来ます。

WEBドラサービスでは、月の運行時間を一目で確認していただくことが出来ます。これにより総労働時間を計算するだけで、稼働率を算出することが出来ます。

手間ではありますが繁忙期・閑散期・平常期ごとに稼働率を見て見ると、適切な車両台数把握の気づきになるかもしれません。

燃料費を抑えたい…!

記事執筆時点(2022/5/9)の1リットルあたりの燃料価格の全国平均は下記のようになっています。
()内は4年前の同月の平均価格

  • レギュラー 167.7円(143.5)
  • ハイオク 178.7円(154.3)
  • 軽油 145.9円(122.1)
新電力ネットより

軽油価格(図内、緑線)は4年前と比べると1-2割も価格が上がっていることが見て取れます。

以下はいすずのHPに載っていた、トラックの大きさ毎のアイドリング時の燃料消費量です。エアコンをつけていると、燃料消費量が2割程度多くなるようですね。

車両別 1時間あたりの燃料消費量

エアコンON 無負荷アイドリング
大型車 1.55ℓ 1.26ℓ
中型車 0.86ℓ 0.69ℓ
小型車 0.73ℓ 0.58ℓ

いすず|省燃費マニュアルより

今回は試しに中型のトラックを例にあげて、1か月のアイドリングでの燃料消費量とそれに係る燃料費を計算してみます。

<計算条件> 20台中型のトラックを保有の運送会社 1日のアイドリング時間の平均は1時間(エアコンON)

0.86(1時間の燃料消費用ℓ)×1(アイドリング時間)×20(台数) =17.2(1日あたりの燃料消費量) 17.2×25(運行日数)×145.9(燃料価格) =62,737円(1か月のアイドリング時の燃料費)

上記で1か月のアイドリング時の燃料消費量に伴う燃料費が計算できました。 1日1時間のアイドリングを10分減らして50分にすると以下のようになります。

62,737×5/6(6/6で1時間なので5/6で50分) =52,280円 1か月あたり約1万円の燃料費を節約することができます。 (現在の軽油価格に直すと約68ℓ分)

このようにデジタコの帳票などから、アイドリング時の燃料費を計算をすることが出来ると思います。ただ、安全運転のために適切な休憩も必要なので一概にアイドリング=悪ではありませんが、実態を知るための計算方法と捉えてお読みください。

ここまでお読みの方であれば、この後の流れにお気づきだと思いますがWEBドラサービスでも同様の機能がございます。

※WEBドラサービスにて2022/03/01-03/31で弊社社用車より集計

アイドリングの時間も帳票で出るほか、燃費に悪影響と言われている急加速や急減速の回数なども見ることが出来ます。これにより燃料消費が多いドライバーを発見し、アイドリングや急加減速の抑制などを指導する材料としてお使いいただけます。

気になる価格は?

ドライブレコーダー本体の費用に関しては、カメラ数や取付位置などの構成により異なりますので、製品ページをご覧いただくか、お問合せフォームよりお問合せください。 WEBドラサービスの月額利用料は以下のようになっています。

WEBドラサービス 月額利用料(税別) 1 カメラ:1,980円 2~4カメラ:2,180円

今回はWEBドラサービスの機能をいくつかピックアップしてご紹介しました。サービスの概要や基本機能などが知りたい!という方は、下記から資料をダウンロードいただけますのでぜひご活用ください。

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