自動点呼ロボ ケビー登場!
自動点呼元年となった今年令和5年。点呼者不足の問題解消、労働時間の短縮目的で自動点呼を採用する企業が増えてきました。 今回は東海電子株式会社様より自動点呼ロボ<ケビー>をお借りしたので、記事の中で紹介していきます。ご検討の一助になれば幸いです。
e点呼セルフ Typeロボケビー とは?
ケビーは点呼執行者となり、点呼業務を行うことが出来るロボットです。運転者と対話しながら点呼を行うことが出来ます。(※2023/10現在、自動点呼は業務後のみ)
ロボットと言えばこんなのとか
こんなのがありますが
ケビーはこれらと比べて愛くるしい感じになっています。
自動点呼の制度にについて詳しくは下記の記事をご参照ください。
ケビーを使うメリット
単純に有人で全部点呼を行った場合と、ケビーに点呼をやらせた場合とを比較した時に、点呼自体の所要時間を短縮できる訳ではありません。
しかし、点呼場に人が並ぶような時間帯に、点呼執行者とケビーとで手分けして点呼を行うことにより、各段にスピードアップして行うことが出来ます。また、帰庫時(業務後)の点呼に関しては自動点呼としてケビー単独で行うことが出来ます。
便利なポイント
ケビーは自動(設定による)で90or180度回転するため、アルコールチェック後の状態を点呼執行者に素早く確認してもらう機能があります。
ケビーで点呼をしてみよう
じゃあ早速ケビーで点呼をしてみようとなっても、いきなり出来る訳ではありません。自動点呼の場合は、点呼計画を作成する必要があります。また、初回のみ点呼執行者・ドライバー共に顔認証のため、ケビー上で写真を撮影する必要があります。 ケビーで点呼をするための一連の流れはざっくり以下のようになります。難しいことはなく、簡単にスタート出来ます。
- (ケビーにて)点呼執行者とドライバーの顔写真を撮る(ひとりにつき1回)
- 点呼の計画を作成する(自動点呼する場合のみ)
- ケビーで点呼をする
- 点呼の記録は運輸安全PROに保存
点呼執行者とドライバーの顔写真を撮る
ケビーで点呼される方の写真を撮ります。(対面点呼で、点呼執行者のアシスタントとして使用する場合は、点呼をする方(点呼執行者)の写真も必要となります) これは、ケビー上で簡単に撮ることが出来ます。
点呼の計画を作成する(自動点呼する場合のみ)
運輸安全PRO内のe点呼PRO機能にて、点呼計画を作成していきます。 日時と点呼方法と点呼する人を選ぶだけなので簡単です。
便利なポイント
対面で点呼をする際は計画の作成が必要ないのですが、対面点呼で出発したあとに何らかの理由で業務後の点呼を自動で行うことにする場合、点呼計画の画面に出発時の対面点呼の履歴が残っているため、これに対して帰庫時を自動点呼に設定しなおすことが出来ます。
ケビーで点呼をする
ロボの操作が難しいかと思われがちですが、基本的には画面の表示やケビーの指示に合わせて、画面をタッチしていくだけなので簡単です。
点呼の記録は運輸安全PROに保存
点呼の記録はクラウド上に保存され、点呼記録簿も日付を指定して3~4クリックで出力することが出来ます。
ケビーに関しては、下記の製品ページでも紹介をしています。ぜひご覧ください。