- 燃料サーチャージ
経緯
燃料サーチャージとは、燃料価格の上昇・下落によるコストの増減分を別建ての運賃として設定する制度です。
現状の燃料価格が基準とする燃料価格より一定額以上上昇した場合に、上昇の幅に応じて、燃料サーチャージを設定または増額改定して適用するものです。
一方、燃料サーチャージの設定時点より下落した場合には、その下落幅に応じて減額改定します。
また、燃料価格が基準とする燃料価格よりも低下した場合はこれを廃止します。
導入後、運輸局に運賃届出する義務が発生します
- (1)距離制運賃
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燃料サーチャージ額 = 走行距離(Km)÷燃費(Km/L)
×算出上の燃料価格上昇額(円/L) - (2)時間制運賃(1日当たり)
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燃料サーチャージ額 = 平均走行距離(Km)÷燃費(Km/L)
×算出上の燃料価格上昇額(円/L) - (3)時間制運賃(月間当たり)
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燃料サーチャージ額 = 平均稼働日数×平均走行距離(Km)÷燃費(Km/L)
×算出上の燃料価格上昇額(円/L)
燃料サーチャージ算出に必要な各項目を入力します。
※画面をクリックすると拡大画面が表示されます。
「指標設定画面」
「指標等設定部」
各項目が選択されると「説明部」に、該当項目の説明が表示されます。
- 印刷[F2]・イメージ機能[F3]
- 提出資料・届出書出力
- 試算機能[F7]
- 試算(シミュレーション)機能
指標登録画面にて入力された値を元に提出資料(燃料サーチャージ適用方・運賃表)及び届出書の出力を行います。
※画面をクリックすると拡大画面が表示されます。
過去の請求データを利用して試算(シミュレーション)を行います。
試算出力帳票
試算設定で指定した内容で、燃料サーチャージ試算(シミュレーション)の出力を行います。
※画面をクリックすると拡大画面が表示されます。
距離制運賃例
トラックメイトでの燃料サーチャージの使い方や、燃料サーチャージとは?という疑問に関して
下記のブログ記事でも紹介しています。あわせてご覧ください。